そらクリニック 院長の津田です。

先週の日曜日に東京で『大人の発達障害』についての勉強会に行ってきました。

東京大学の研究棟で200人規模の勉強会でした。

東大生になりきったつもりで、かの有名な赤門をくぐり、校内を練り歩きました。

『私って発達障害だと思うんですけど。、』

最近メディアで取り上げられているからか、こういった相談の受診も増えています。

働き出してからつまづくことが多い、周囲との距離感がわからない、空気を読まない行動をして怒られる、、、、

このような悩みも耳にします。『発達障害』が根底にありこのような事態を招いてしまい、その結果自分に自信が無くなったり、うつのような症状がでてしまうケースも多々あります。

今回の講義を受けて知識の面では色々と学ぶことが多かったのですが、改めて発達障害について自分なりに考える機会にもなりました。

そもそもなぜ、大人の発達障害という言葉が最近出始めたのか。

人間には生まれ持って得意なモノと苦手なモノがあります。私にももちろんあります。

沢山のことをあれこれするのは苦手だけど一つの事をし続けるのは得意、人と話すのは苦手だけど黙って手を動かすのは得意。。

こういった人たちは現代社会では仕事をするうえでつまづきやすいのでしょう。しかし、昔の日本にはいたであろう山奥にひっそりと暮らす職人さんには、むしろ必要な要素だったりするのです。今は大量生産、高品質より低価格の時代で、そういった職人さんはいなくなりつつあります。

あとは周囲の対応。現在の日本は『社会人なんだからこうじゃなければだめ』といった風潮が強い社会な気がします。出る杭はすぐに打たれてしまうのかとも思います。(私も開業前はとにかく反対され、『なんでそんな変わったことするの?時間もお金もなくなるでしょ』と言われ続けました。涙)

『周囲と違うからダメ』と決めつけるのではなく、周りと異なるその人のよさをみつけようとしてくれる世の中になれば、大人の発達障害という言葉はなくなるのではないかと思いました。

苦手なものがあってもいい 人と違ってもいい もっと自由に生きてもいい と思います。

 

ただ、現在社会がそう簡単にこんな理想の社会にはならないでしょう。教育、政治など様々な角度で変わらなければいけません。

ですから、悔しいことに今の世の中で上手く生きていく術も身につけなければいけません。そらクリニックでは、心理士、セラピスト、ドクターが皆さんの人生を包括的に支えてより良い人生を歩めますよう力になりたいと思っています。

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