今年の夏もとても暑かったのですが,近頃はすっかり涼しくなりました。いかがお過ごしでしょうか。

 

最近,ややありまして学生時代に取り組んでいたものを再開しました。それはアーチェリーです。

どんなものかは検索してもらえばいくらでも出てくるので,詳しくは割愛しますが,要は矢が飛んで的に当たるアレです。

大学卒業後は時間的・環境的な都合で続けることが難しく,12年ほど遠ざかっていたのですが,住んでいるところの近くに練習場を見つけたので行ってみました。

久しぶりに的に向かうも,もちろん当時のようには思うように身体は動いてくれません。

でも,弓の引きの重さ,ストリングの返る音(いわゆる“弦音”というやつです),矢が飛んでいく様子など,いろんな感覚が思い出され,当時の自分にとって当たり前だったものがとても新鮮に感じられました。

学生当時は点数や順位だけを求めていたのですが,今は練習自体が楽しかったり息抜きになっていたりするのも面白いものです。

 

さて,前置きはこの辺にして,今回は息抜きの話です。

私たちは自分の思う以上に,何らかのストレスを常に感じながら過ごしています。

しかし残念なことに,ストレスを感じなくしたり,ストレスの元を無くすことは難しいものです。そういう時に大事なことは,ストレスを無くすことではなく,上手く対処することなのです。

そうした対処の仕方をストレスコーピングといいます。ストレス発散法と言うと分かりやすいかもしれませんね。

 

ストレス対処については,例えば運動などが良く言われるところです。

しかし,皆が皆,運動が好きなわけではありません(私は”筋肉は裏切らない”と思っているのですが…)。落ち着いた静かな場所で1人ゆったりと本を読みながら過ごすことが好きな人もいますし,大勢でワイワイ過ごすのが好きな人もいます。悲しいお話の映画を観ながら涙を流すことでスッキリする人もいます。

このように,ストレスへの対処の仕方は人それぞれなので,自分にはどういう対処法が合っているのかを色々考えてみると良いでしょう。

合わない対処法をとると逆にストレスが溜まるので要注意です。静かな場所が好きな人が騒がしい場所に行っても疲れるだけだったりします。

 

そしてもう一つ,対処法のバリエーションは数多く持っておくことも大事です。

前回使えた対処法が次回も効果的であるとは限りません。なので,自分には合わなさそうな対処法を試してみるのも,時には意外な効果を見せるかもしれません。先ほど“合わない対処法をとると逆に疲れる”と言いましたが,自分に合う対処法がその時その時で変わることは良くあることです。

やってみて合わなかったら他の方法を繰り出せば良いだけのことなので,とにかく数多くのバリエーションを用意して試してみて下さい。意外な発見があるかもしれません。

 

皆さんはどのようにしてストレス対処をされるのでしょうか。

どんなことが効果的だったが,機会があればお聞かせいただければ嬉しいです。

さしあたって私は,次の休日も練習に行ってきます。

 

心理士 岡田