心理士の山田です。

 

またもコロナが蔓延してきました。昨年、緊急事態宣言に触れたブログを書いたとき、まさか来年も終息していないとは思ってもみませんでした。私自身、こまめな消毒とマスクで引き続き感染予防をしたいと思います。

 

 コロナが蔓延し、まん防等で仕事が減るなど、先の見えない不安に悩まされる方もいらっしゃるのではないかと思います。今日はそんな時に思い出していただきたい、恩師の言葉を紹介します。

 

 大学院受験の予備校に通っていた時の話です。当時の私は会社が終わってから予備校に週2回通い、受験勉強をしていました。19時から2時間講義を受けて、23時前に帰宅し、翌朝は6時に家を出るハードな生活です。受験が近づくにつれ、大学院の研究計画などが思うようにいかず、焦ってきました。絶対に大学院へ行きたいという強い思いはありましたが、今回の受験がうまくいかなければ、いつまでこんなハードな生活に耐えなくてはいけないのかと不安が日増しに強くなっていきました。そんなある日、授業を終え、先生と駅まで一緒に行くことになりました。道中で先生は受験や心理の仕事について色々と話して下さいました。そのうちに私は、今年の受験は上手く行かないのではないかと弱音を吐いてしまいました。先生は、そんな私に一言「今までの積み重ねがあればのりこえられる」と、背中を叩いて下さいました。それを聞いた私は「先生が言うならそうなのかなぁ~」とその時は半信半疑でした。しかし勉強は続けました。そして、間もなく行われた大学院の試験に無事に合格することになり、言葉の意味を知りました。

 あの時の「今までの積み重ねがあればのりこえられる」という言葉には、不安でいっぱいになっている私に対して、「今出来ることを確実にやりましょう」というメッセージが込められていたように感じます。

 

 今、先の見えない不安に悩まされている方には、少しで良いので「今までの積み重ねがあればのりこえられる」と思って頂きたいです。そして、ご自身が出来ることは何か、それには何が必要なのかを考えて頂きたいと思います。1日も早く、仲のいい人たちと会食出る生活が戻って来ることを切に願っています。

山田